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鼻から胃カメラ(経鼻内視鏡)

胃カメラはつらいと思っていらっしゃる方のいかに多いことか。確かに超音波ほど楽な検査ではありませんが、悪性の病気を早い段階で見つけるためには必須の検査です。これをなんとか楽に受けていただこうと開発されたのが直径5.9mmの「鼻から胃カメラ」です。胃カメラの検査中をお受けになる場合、医師の説明を聞きながら、ご自分の胃の中をモニターでごらんいただくシステムを取り入れています。

「鼻から胃カメラ」の特徴として
その1―カメラを入れたときにオエッとならない
胃カメラの検査でオエッとなるのは舌の奥に「咽頭反射」をおこす部分があり、そこにカメラが触れるためです。しかし鼻からファイバーをいれると舌にはまったく触れずにのどを通過するため反射がおこりません。(本当です)
その2−検査中におしゃべりができる
口からファイバーをいれると検査中に口がふさがれるためにしゃべることができません。しかし、鼻からファイバーを入れた場合は口を閉じていることが可能なので、検査中にも話すことができます。
その3−ファイバーがやわらかいので胃腸に負担が少ない
鼻を通過することができるほどのやわらかいファイバーなので胃や十二指腸を観察するときもお腹のなかで押される感じがあまりありません。

もちろんいいことばかりではありません。
デメリットとしては
鼻の中が狭い方はファイバーがとおりにくい。
(左右どちらか広いほうの鼻の穴から検査を行います)
準備に時間がかかる。
(従来の方法で口から胃カメラを行う場合の準備は10〜15分ほどですが、鼻から行う場合は20分くらいかかることがあります)

2000人を超える「鼻から胃カメラ」を行っている施設のアンケート結果では、9割以上の方が今後も鼻からの検査を望むとお答えになっています。より楽な内視鏡検査への挑戦はまだまだ始まったばかりです。


エコーで動脈硬化を見る

動脈硬化は年齢と共におこってきますが,全く症状もなく知らずに進行するため多くの人は気がつくことはありません.首の動脈は動脈硬化を観察するのに都合がいいため,よく利用されます.

最初の画像ですが,赤く太く見えるのが頚動脈で,画面の右から左へ流れています.右側が心臓に近い側で,左側が頭に近い側です.頚動脈は顎のすぐ下で2本に分かれ,1本は脳に行き,もう1本は主に顔面に栄養を送っています.画面のやや左側で太くなっている部分が二股になっているところですが,正常ではきれいに分岐しています.

下側に細い赤いスジが見えますが,これは頚椎(頭を支えている首の骨)に沿って流れ,主に後頭部から脳に栄養を送る血管で椎骨動脈と呼ばれます.

 

 

 

頚椎の隙間を流れる動脈(椎骨動脈)は,首の前側を流れる頚動脈に比べてずっと細いので画面ではずっと頼りなく見えます.赤いスジがとぎれていますが,これは骨の中を通過する部分です .頚動脈よりも流れる血液は少ないですが,呼吸をしたり心臓を動かしたりするいわゆる「生きていく」ために絶対に必要な部分を含む脳(脳幹,小脳,側頭葉,後頭葉)に血液を送るのでここの流れが悪くなると大変です.

流れが悪くなったときの症状としては,錯乱,めまい,両眼失明,複視,さらには,一側性あるいはもっと多くの場合両側性の四肢の脱力,感覚異常が出現することがあるとされています.

 

 

 

 

 

次の画像では,頚動脈の分岐部分に狭い部分があります(矢頭で示した部分).血管の壁の一部が厚くなっており,そこで血管の内腔が狭くなっています.血管が分かれる部分というのは乱流がおこりやすいため,こうした変化が起こりやすいと考えられます.こうした変化は,アテローム硬化と呼ばれ,高血圧,糖尿病,高脂血症などの生活習慣病に伴いやすいことが知られています.

アテロームがゆっくり血管内腔に向かって大きくなるにつれ,症状が発現することが一般的です.こうした変化が進行し高度な狭窄,血栓,動脈瘤,塞栓が併発すると始めて身体に感じる症状が出現します.

一方の側の失明,またはしばしば異常感覚を伴う反対側の片麻痺,失語症などは昔からよく知られています.内頸動脈の障害では,症状は一般的に身体の左右どちらか一方の側におこります.

いわゆる生活習慣病をもつ場合はこうした検査を受けてみる必要があります.

 

(2004年3月19日)

 

どんなときにエコーの検査をしたらいいでしょう?


エコー(超音波)の検査は病気の診断のために重要な位置を占めるにいたりました.一般に,病院を受診すると医師の診察があり必要に応じてレントゲンや採血をします.そしてエコー,胃カメラ,CTなどの検査は予約制で別の日に受診することが普通です.しかしエコーの検査は痛みもなく10分ほどで終わり,結果がその場でわかります.ですからその場で検査することができればわざわざ別の日に出直す必要はないと考えられます(例外はありますが).病気の原因を探す場合に,外来の診察室にエコー装置がおいてあることで,その場での診断率が格段に上昇し,適切な治療を行うことができます.

今回導入したエコー装置は非常に解像度が良く,肝臓の深い部分,膵臓の小さな病変などいままでの機械では診断に苦慮した病変をも,はっきりと描出することができます.また心臓についてもトップレベルの描出力があります.また検査に使うプローブも腹部用(3.5MHz),心臓用(3MHz),体表(甲状腺,乳腺,血管など,8MHz)がありますので,ほとんどの場合に対応することができます.

エコー検査の中身はコンピュータですから,どんどん改良されています.これからますますいい機械が登場し,リアルタイムで簡単にかつきれいに病変を3次元表示できる機械が普及してくると思われます.その日が来るのが楽しみです.(2004年3月)

痛くない胃カメラ検査をめざして

胃カメラはつらい検査の一つですが,最近は先端部の直径5.9mmの細いファイバーが開発されました

胃カメラ検査はつらいという印象があります.たしかに,のどの奥に不十分な麻酔しかかからないまま,いままでの直径1cmのチューブを飲み込むのはかなりつらいものがあります.しかし,最近開発されたファイバーはより先端が5.9mmと実に細くなり,材質も柔らかいものが作られるようになりました.さらにファイバーを鼻から入れる方法がいい成績をあげています.

デメリットとしては,鼻の通り道の狭い方では入りにくいことがあるとか,鼻の粘膜がファイバーでこすられるため鼻血がでるとかいうことがあげられます.そうした場合は,従来通り口からファイバーを入れますが,細いために刺激は少ないと思われます.

もちろん検査中に麻酔の薬を使って眠っているうちにすませる方法もあります.しかし薬を使う分だけコストがかかることと,検査直後に眼は覚めるのですが,それでも少しふらふらすることがあり薬が完全に切れて頭がすっきりするまで長い方で6時間くらいかかるというデメリットがあります.薬を使って眠ってしまう方法も一度ご経験された方は「とてもらくちんで次もこれでやってほしい」とおっしゃるので,ご希望であれば..ということで薬を使うこともあります.

詳しくは担当医にご確認ください.

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便潜血陽性と言われたら

もしもあなたが40歳以上で便潜血が陽性であれば,内視鏡検査(胃カメラと大腸内視鏡)の検査をするべきです.また内視鏡検査は消化器症状(腹痛,消化不良,胸焼け,排便習慣の変化,体重減少など)が見られたとき,家族に消化器系の癌が陽性の場合,月経だけでは説明のつかない貧血を認めるときに行われます.胃カメラで出血源が見つからないときは,次に大腸内視鏡による検査が行われます.大腸内視鏡はポリープは癌の95%を発見でき,早期の病変であれば内視鏡的な治療が可能です.バリウムを用いた注腸検査は,大腸内視鏡検査よりも感度が低く,半数のポリープを見落とすとされています.バリウム注腸検査は,大腸内視鏡が禁忌の患者か,内視鏡の経験のない施設以外ではもはや推奨されません.(カレントメディカル診断と治療2003より)

時計台クリニックでは,大腸内視鏡は胃カメラと違い,基本的に「眠っているうちに検査が終わる」ようにしております.以前は薬をつかわずにいかに早く検査をすませるかということを重視した時期もありましたが,検査がスムースに行った場合でも,薬を使った場合に比べ評判が良くないようでした.検査で時間をかけて詳しく観察したい場合など,普段よりも時間がかかることもありますので,寝ている間に検査が終わっているような方法を優先するという方針になりました.

もちろん薬を希望されない患者さんに対しては,眠たくなる薬を使わないで検査を行っております.

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コレステロールと甲状腺

コレステロールが高いと動脈硬化や心臓の病気になりやすいということは,だいぶ知られるようになってきました.コレステロールが高くなる原因は「美食ばかりしているから」と食事のせいにされがちですが,実際にはさまざまな原因があることがわかっています.よくみかけるものとして肥満,アルコール,糖尿病,ネフローゼ,ある種の薬剤などがありますが,なかでも甲状腺は見落とされることがあります.甲状腺のチェックは,血液中のホルモン濃度を測ること,超音波検査で確認することが必要です.もしも甲状腺に異常があることがわかれば,そちらの原因を取り除くことによりコレステロール値は正常になる可能性があり,コレステロールを下げる薬を続けなくてすみます.

コレステロールが高い場合は,動脈硬化をおこす可能性が高いので,心臓と頸動脈を超音波で検査します.

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腹部の超音波検査でこんなことまでわかります

超音波検査をすると非常に多くの情報が得られます.お腹の症状がある場合はもちろんですが,お腹の異常がある場合でも症状があるとは限りません.近年の超音波装置の分解能の向上に伴い,肝臓,胆のう,脾臓,膵臓,腎臓,膀胱についてはずいぶんとはっきり見ることができます.また以前は不可能とされていた,胃,大腸,小腸なども条件を整えることにより,粘膜の変化が検出できる場合があります.下腹部では子宮や卵巣,あるいは前立腺についても検査範囲が広がっています.

エコー検査の装置は,基本的にコンピュータですので進歩が早く2〜3年するとすっかり中身が新しくなってしまいます.大学などでいろいろといい機械をみるチャンスに恵まれますと,目が肥えてしまってどうにもいけません.また今最高の機種でも5年後にはすっかり時代遅れになるのかもしれないなんて考えてしまいます.

時計台クリニックでは超音波検査に力を入れており,がんセンターや東大病院で使っているものと同じ装置を使用して検査を行っております.この装置のいい点は甲状腺,乳腺などは2〜3mmの病変でもわかりますし,心臓もきれいに見ることができます.さらに今までの機械ではどうしてもぼけてしまって見にくかった,お腹の深い位置にある病変も非常に明瞭に描出できます.血管の中を流れる血液を見る場合でも,とてもくっきりとしていますので,診断をつける上で経験に頼らざるをえなかった部分を補ってくれると思います.一番いい点は,画像がはっきりと見えるため患者さんへの説明がしやすくなった点かもしれません.

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